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今月は、ばばさんの介護認定月。
認定員の方が訪問して介助度合をチェックします。
全介助必要の母が自力でできることは、意志によって動かせるものではなく、
呼吸やクシャミ、おならのたぐい、自律神経の働きのもののみです。
昔から無口な母が口癖のように言っていたことは、
分をわきまえろ。
身の程を知り、でしゃばったことをしないようにと
言われるような覚えもないけど、
(新婚の頃、新車を買ったとか?)
だって、若さゆえローンで頑張るって有りでしょ。
物欲の事を言ってるのではないでしょうが、
なぜかその言葉は、私には意欲的な行動にストップがかかり、
自信のなさにつながったかもしれない。
対人の距離感のタイミングも、一歩踏み込むことができなかったり、
逆に無駄に空回りしたり。
いやいやそれをその言葉のせいにするつもりはないですよ。
でも、なぜその言葉なのかを聞いておいたらよかったなあ。

迷惑かけたくないって言ってた母は、きっと今はがゆい気持ちもあると思うけど
どこの病院に行っても、癒しだわ〜と言われるばばさんは
ある意味、わきまえて可愛がられてるのかもなあ。

写真は関係ないけど、うちの身の程わきまえてる癒しちゃんです。